教え方とは? ~子供に自転車の乗り方を教える時~

我が次男坊が小学校2年になって

 

ようやく自転車に乗れるようになりました。

 

 

本来ならば、遅くとも小学生になるまでに

 

教えなければならないが

 

なぜ2年生になるまでかかったのか?

 

ズバリ

親の責任です。

 

言い訳その1

 

次男坊が幼稚園児の時、嫁も私も仕事が忙しく

 

そこまで余裕がなかった・・・。

 

言い訳その2

 

昨年都城に来て

 

子供とたっぷりコミュニケーションがとれるようになったが

 

都城は車社会。

 

近くに行くのも車・・・。

 

自転車に乗ることもほとんどなく

 

教えようともしなかった。

 

要するに

 

ただ単に親の怠慢である。

 

反省。反省。

 

次男坊よ!スマンいやごめんなさい・・・。

 

さて次男坊は自転車に乗れるようになったが

 

誰が教えて

 

乗れるようになったか?

 

実は

 

公園にいた

見知らぬオジさん・・・。

最初は

 

私が次男坊に教えていたが

 

10分、20分経っても

 

一向に乗れる気配がなく

 

サジを投げて

 

長男坊と野球の練習に没頭。

 

次男坊は寂しく

 

一人で自転車の乗る練習

 

当然乗れるはずもない。

 

そこで

 

その光景を見かねてか

 

70前後ぐらいのオジさんが

 

次男坊に自転車の乗り方を指導。

 

私は見て見ぬふりをして

 

長男坊と野球の練習。

 

内心

 

「オジサン、余計なことしてケガでもしたらどないするの?

 

ありがた迷惑やで!」と

 

ダークサイト的な気持ちになる。

 

ところが

 

なんと

 

5分後には

 

次男坊は自転車に乗れているのではないか!

 

オジさんマジックすごい!

 

何をしたのか?

 

そこで

 

私の教え方と見知らぬおじさんとの比較

 

■私の教え方

 

面倒くさそうに

 

「父さんが勢いつけるから、バランスを取ってペダルをこぐんじゃ!」

 

「怖がるな!」

 

「バランスが全然取れてない」

 

「お前は平衡感覚がないんか!」

 

「何でこんな事ができないんじゃ!」

 

「もうセンス無いからあきらめろ。」

 

終了・・・。

 

次男坊落ち込む・・・。

 

精神的に追い詰めて、サジを投げる。

 

 

最低な教え方。

 

いや罵倒しただけだ・・・。

 

■見知らぬおじさんの教え方

 

1ステップ

 

親身になって

 

オジサンが自転車の後ろを押しながらもって

 

自転車をこがす。

 

「後ろもってるから安心してこいで。怖くないよ!」

 

⇒安心感を与える

 

バランスが取れたところで

 

少し勢いをつけて自転車を離す。

 

(芝生なのでコケても痛くない)

 

⇒ある程度の距離を直進で乗れるようになる。

 

⇒楽しい!

 

⇒平衡感覚をやしない、恐怖感の克服、自信アップ

 

2ステップ

 

すでに次男坊は見知らぬおじさんを

 

もう「良いおっちゃん」と認識を変え

 

信頼度グンとUP!

 

私には不信感を抱いて信用度ゼロ・・・。

 

オジさんは

 

親身になって

 

次のステップに移り

 

少し下りの坂道から出発して

 

勢いをつかせてから運転。

 

繰り返すことによりハンドル操作も覚え

 

乗り続けることができ

 

自転車の止め方も覚えるようになる。

 

次男坊は

 

自転車が乗れないというコンプレックスから

 

脱却できるうれしさ、ワクワク感で

 

楽しさ満開。

 

 

3ステップ

 

もう次男坊はオジさんに「どこか行こう」といわれても

 

必ずついて行くぐらいの信頼感を抱いており

 

「良いおじさん」から「師匠」になったのではないか?

 

オジサンは

 

親身になって

 

車の通らない

 

コンクリートの上に移動させて練習。

 

スタート時も芝生の上よりも

 

抵抗なくペダルがコケる。

 

コケたら痛いので、慎重になり

 

さらにバランス感覚も養われ上達。

 

見知らぬおじさん、いや師匠の完璧なカリキュラムに

 

次男坊は見事はまり

 

自転車に乗れるようになった。

 

他の子供よりは少し遅くなったが

 

良い一生の思い出になるであろう。

 

オジさんに

 

感謝!感謝!

 

私はこの見知らぬオジさんから

 

教え方=ティーチングとは何か

 

教えられた気がする。

 

昔からよく耳にする言葉がある。

 

「彼に何度言ってもわかってくれない。

 

だからダメな奴だ」

 

よく私はその言葉にうなずいて

 

同調していた。

 

だがそれって

 

すべてその人のせいなの?

 

親身になって教えているの?

 

教え方が悪くないの?

 

相手に信頼を得ているの?

 

コーチングでも

 

頭ごなしに否定して

 

自分の考え方を押し付けているだけではないのか?

 

相手の考え、言葉をきちんと引き出しているのか?

 

傾聴しているのか?

 

その中から

 

的確なアドバイスをしているのか?

 

出来てそうで出来ていないことが

 

よくあるので

 

今後

 

この機会に一層

 

意識して

 

ティーチング、コーチングの在り方を

 

考えなければなりませんね。

 

最後に

 

次男坊は

 

「お父さん、今度いつ公園行く?

 

あのオジさん、またいるかな?」

 

と言った。

 

いや、今度はお父さんが

 

あなたに親身になって

 

信頼を取り戻せるように

 

教えるよ!